美顔マッサージは顎関節症対策・予防にもいい

顎関節症のマッサージにも幾つかあります。

・指のお腹で側頭筋・上耳介筋を強めに押し、前後に動かし、マッサージをします。

・耳の後ろ・下に親指を当て、少し強く押して、マッサージをします。

・頬筋付近は、口を動かす時に、よく動く筋肉があります。
 そこを指のお腹で小さな円を描いてマッサージします。

・耳のすぐ下にある顎の関節周辺を温め、血行を良くして症状を和らげることもできます。
 ※痛みが出たばかり、又は痛みが強く炎症がひどい場合は、逆効果になることもあります。

 

 では、美顔(シワ・たるみの対策・予防)のマッサージには、どんなものがあるでしょうか?

40代に突入すると筋肉は細く短くなろうとしていきます。すると、その筋肉に引張られて、骨までが下へ下へ落ちていきます。と、同時に脂肪も下がり、たるんでくる訳です。 顔のシワ・たるみは、血流を良くすることで、良くなっていきます。ここでも「左右バランス良く、よく噛んで食べる」ということが大切になってきますね。

筋肉は筋繊維が何本も重なって1つの筋肉になっていることは、みなさん、筋肉の絵等をご覧になってご存知ではないかなと思います。
この筋繊維の隙間隙間に老廃物がたまって筋肉の質が下がってしまう訳なので、この老廃物を、指のお腹を使って押し揉みマッサージをすることで追い出し、筋肉を質の良いものに戻していきます。

顔のマッサージでは、顔の表面だけをマッサージすれば良いというものではなく、頭から首の下・腕まで行い、老廃物を排除し、血流を良くして細胞の活性化を促します。

※その一部のご紹介となります。私(管理人)が毎日行っているものでもあります。

 ~ 9項目、全て10回ずつ行います。 ~

~ 化粧水・乳液・クリームをつけて行うと良いと思います。 ~

1 咬筋・頬筋を親指以外の4本の指で押し回して、マッサージします。

2 耳の後ろの下に親指を当て、少し強く押して、マッサージをします。

3 耳の上付近に親指を当て、残りの4本の指で頭を掴むようにして、
  全ての指のお腹に力を入れて、
  親指を上下に動かすように揉み解します。(=側頭筋・上耳介筋のマッサージ)

4 前頭筋を4本の指のお腹を使って、強く押し回すようにマッサージをします。

5 後頭筋を4本の指のお腹を使って、上下左右にマッサージします。

6 人差し指・中指・薬指を使って、眉の上から上に向かって強く押しながらさすります。
  (=皺眉筋:しゅうびきんのマッサージ)

7 中指のお腹を使って、
  眼輪筋の上部を内側(目頭)から外側(目尻)に向かって、押しながらさすります。

8 中指のお腹を使って、
  眼輪筋の下部を、1と同じように目頭から目尻へ向かって、押しながらさすり、
  そのまま、胸鎖乳突筋(耳の下~鎖骨へ向かって)を少し強めに押しながらさすります。

9 手の平を頬に当てるようにし、親指を顎(口角下制筋の下)に当て、
  耳の下へ向かって左右片方ずつ押しながらさすり、
  そのまま、胸鎖乳突筋(耳の下~鎖骨へ向かって)を少し強めに押しながらさすります。

 

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顎関節症のマッサージは、お口と耳の周辺だけですが、
美顔マッサージとの共通点は、血行を良くすることが大切ということですね!

美顔マッサージをすると、同時に顎関節症の予防・対策のマッサージを行っていることになります。
ご紹介した美顔マッサージで5~10歳若返ると聞きますし、
女性はもちろん、男性の方々にも、お勧めします。^^

顎関節症の症状が重い時、痛みが酷い時、症状が出てしまった直後は、中止して
できるだけ早く、お近くの歯科医院へ行ってみてください。

※私は休日に重い症状が出て、整形外科の急患で診てもらったことがありました。
 レントゲン検査・応急処置をしていただいて、後日、歯科医院の先生に診ていただきました。
 このように、休日等で、どうしても歯科医院にかかることができない場合は、
 (後日、歯科医院に行くことになると思いますが)整形外科の先生に応急処置として
 診ていただく方法もあると思います。