口内炎がある時も、お口の掃除やケアは必要です。できるだけ粘膜を傷つけないようにお掃除しましょう。

口内炎がある時期は、粘膜の痛みも強く、抗がん剤や放射線の影響で体力も落ちています。歯みがきやうがいも辛くなってきます。しかし、辛いからと言って、お口の中のお掃除を行わないと、口腔内が不衛生になり、細菌が増えて、唾液と一緒に細菌が気管に入り込み、肺炎を起こすことがあります。又、口内炎の潰瘍の部分から細菌が血管に入り込み、血管を通して全身に広がり、高熱を出したりします。

このようなことにならないためにも、口内炎がある時も お口の中を清潔に保つようにしましょう。

 

口内炎がある時も、普段と同じで、歯ブラシと歯磨き剤を使います。

口内炎があると、歯ブラシの頭の部分が粘膜に当たって痛みが強く出たり、歯みがき剤が粘膜にしみたりしますので、できるだけ粘膜に刺激の少ない歯みがきをしていきましょう。

 

  • 歯ブラシは、「やわらかめ」と表示のあるもので、
    ヘッドが小さいものを選びましょう。
  • 歯みがき剤を使用するとしみたり痛く感じる場合には、
    歯みがき剤は使わず、水だけで磨きましょう。

 

 

口内炎が酷くなると、歯みがきが難しくなります。粘膜が痛くなり、口を開けることが出来なくなります。

 

小さなヘッドの歯ブラシで、口内炎の部分を避けて、歯や歯の周囲の歯茎の部分のみを
丁寧に磨きましょう。

 

体調が悪く、歯みがきをすると吐き気がしたり、口内炎の痛みが酷くて磨けない、
粘膜からの出血の可能性がある・・・など、お口の中のお掃除ができない場合には
無理をせずに、体温と同じ程度のぬるま湯や生理食塩水を使って、ぶくぶくうがいを行ってください。口内炎が直ってきたら、歯みがきを再開しましょう。

 

※ 市販の洗口液や、液体歯磨き剤でアルコールを含んでいるものは粘膜を刺激します。これ等の使用は控えましょう。

 

義歯に関してですが、口内炎が出るまでは使用できます。口内炎が出てきたら、使用を控えましょう。入れ歯がないと食べ物を噛むことができない場合には、看護師に相談して、食事を軟らかいものや小さく刻んだものにしてもらいましょう。