被災地で問題になっている誤嚥性肺炎

先日、テレビのニュースでもお話されていましたが、
今、被災地で多い病気が『肺炎』だそうです。

この肺炎、歯周病が原因の『誤嚥性肺炎』といいます。

当ブログのカテゴリ『歯周病のページ』にもありますが、
歯周病お口の中で細菌が繁殖した状態で誤嚥した時、この細菌が肺に入り、肺炎になってしまうことがある・・・というものです。

今回、この誤嚥性肺炎が増えてしまった原因の1つに、歯ブラシの不足があるようです。

このことで、被災地には歯ブラシが届けられたそうです。

 

ご用意されている防災グッズの中には、歯ブラシが入っていらっしゃいますか?

以前より幾度かお話していますように、歯みがき粉がなくても、むし歯や歯周病を防ぐことができます。

歯ブラシだけでも、防災グッズの中にご用意いただければ・・と思います。

ぜひ 『歯周病のページ』を、今一度、お読みいただけたらと思います。

 

 

 

当院から見た地震雲【3月18日】

先日、3月18日に当院から見えた地震雲です。

この地震雲、同日、お昼頃に裾野市へ行っていた管理人も富士山西側に

何本も見ました。

気を引き締めていきましょう!

がんばれ!日本!!

 

地震後、顎に異常を感じていらっしゃる方へ

東北での地震が起きてから、皆さま、大きなストレスをお感じになっていることと思います。

被災地にいる友人・知人の話から、被災された方々や、そのご家族、ご友人に、
ある症状が共通して見られていることを知りました。

その症状というのが、 知らない間に歯を噛み締めている というものです。

 

口の乾燥は避けたいところですが、意識して少しだけ口を開けたり、
口を閉じつつ、上の歯と下の歯の間を開けるようにして噛み締めない努力をしている・・・
塩で歯茎をマッサージすると気持ちいいから、時々やっている・・・・

・・などの声を聞きました。

 

 

これらの対処方法として・・・

 

少し水で口を潤すといいかもしれません。
これは、心を落ち着かせる効果があるためです。その応用です。

 

出来ればスプリントといったマウスピースのようなものがいいけれど、歯科医院で作ります。
顎がガクガクして 噛み合わせが安定せず、
顎関節に異常を起こしていると思われる場合に効果がありますが
歯科医に相談してから受診して下さい。 
歯科医により対応が違う事があります。

 

又、小折りガーゼ2つを左右奥歯でかんでも落ち着きます。
ガムを薄く、1ミリくらい奥歯でかんでもいいかもしれません。

 

院長 川口和子