インプラント治療は安心・信頼の当院へ。院長:歯学博士/静岡県インプラント研究会元会長/ICOI指導医・入会審査員/鶴見大学臨床研修施設長

 photo  by  kako 

 

ネズミや、リス、カピバラ、ヤマアラシ等の「げっ歯類」は

上顎と下顎の両方に2本(上下1対)の

伸び続ける 「門歯」 と呼ばれる歯を持っています。

 

この鋭い歯はモノをカジって、少しずつ削れていくことで丁度良い長さを保っています。

(犬の爪と似た感がありますね。^^)

 

このような歯のことを、 「一生歯性」  と呼びます。

 

 

爬虫類や魚類などの歯は 「多換歯性(多性歯性)」 と呼ばれ、

歯の数も多く、必要に応じて幾度でも生え変わっていきます。

 

Photo by (c)Tomo.Yun 

 

サメの口の中には三角形の鋭利な刃物のような歯が幾重にも並んでいて、

今使われている歯が狩りなどで欠損した時には、

すぐ後ろ(内側)にある歯の列が、欠損した歯の列(前列の歯)を押し出して、

 

1本だけでなく1列そのまま 移動して新しくなります。

 

この現象は何回でも起きて、1匹のサメの抜け落ちる歯の数は一生涯で1000を超えます。

2週間に1度生え変わっていくとも言われています。

  

 これらの歯は幾度も生え変わりはしますが、折れ易く、欠損し易いと言われています。

 

性能が良く、長持ちできるような歯に・・・そして、

歯が欠落している期間を極力減らすように進化したものが

 

「二生歯性」 又は 「一換歯性 」 と呼ばれるものです。

 

  photo  by  kako 

 

 人間などほとんどの哺乳類がこれで、乳歯と永久歯の二組を持っています。

 

人間の歯というのは、初め 歯の芽のような状態で、歯槽という穴の中に入っています。

この歯槽の大きさにも限りがあって、乳歯が大きくなるにしたがって

歯の芽がいられるスペースは どんどん狭くなっていきます。

このどんどん狭くなっていくスペースには、

1回分の芽(歯胚)しか入る余裕がない訳です。

・・・と、いうことで、1回しか生え変わることができない・・・と考えられています。

 

 

 photo  by  kako 

 

同じ哺乳類でありながら ゾウや海牛目(マナティーやジュゴン)は少し特殊です。 

ゾウや海牛目は顎の骨にレールのような溝があり、

そこに奥歯臼歯が生えていて、

使っていた歯が磨り減って、奥に新しい歯が出来上がると

新しい歯が古い歯を押し出して生え変わっていきます。

 

この生え変わり方を 「水平交換」 と呼びます。

 

ゾウは一生に6回歯が生え変わると言われています。

この6回目の歯が使うことができなくなる70歳くらいで寿命を全うすると言われています。

 

いかがでしたでしょうか?

皆さん、一度は疑問に感じたことがおありなんじゃないかな~・・と思います。^^

ご家庭で、お子さんたちにもお話してあげて下さいね。

せっかく 進化した良質の歯です!!

大切にしましょうね♪