食品の中にも、酸が強く う蝕のリスクを高めるような酸性の食品と、
歯や歯茎の組織を強くし、歯周予防にもつながるようなアルカリ性食品があります。
酸性の食品には、肉類・魚類・穀類・砂糖などがあり
ビタミンやミネラルが多く含まれ体に良いものが沢山あります。
レモンやライム、お酢は、その代表的な食品と言えるでしょう。
体にとっては非常に良いので、沢山摂りたいところです。
しかし、この酸により歯の表面のエナメル質が軟らかくなって溶けやすくなってしまったり、
体が酸性になると血液を中和しようとするため骨や歯の成分が溶け出しカルシウムとして
使われる恐れもあります。
酸性の食品は上記でもお話しましたように、体には非常に良いので摂った方が良いのですが、
歯のことを考えると、1日に何回も沢山食べたり ダラダラと長時間食べたり、
寝る前は口の中を中和してくれる働きのある唾液の分泌も減少するため
寝る前に摂取することは避けた方が良いと考えられます。
酸性度の強い飲料水と言えば、
スポーツドリンクなどの清涼飲料水やワイン、ハーブティーなどです。
クエン酸が多く含まれる清涼飲料水についてですが、
この清涼飲料水に歯を1分ほど浸しておくと、歯が溶け出す・・という有名なお話があります。
発熱や下痢などの症状に見舞われ、1日に頻繁に飲むこともあるかと思われます。
その際には、時間をかけて飲んだり、口に溜めて飲むような飲み方をしないように
心がけると良いでしょう。
酸が強いものを口にした後は、一時的に歯の表面が軟らかくなっていて
削られやすく、すぐに歯磨きをすると歯が薄くなってしまうので
まずブクブクうがいをしたり、お水を口にすることを
お勧めします。
歯が溶けやすくなる要因は、酸性の食品の他にも
ビタミンkやアスピリン・鉄錠などが含まれている酸性の内服薬や、
過食症・拒食症や無理なダイエット・消化器疾患などでの嘔吐での胃液の逆流、
酸を使用している工場で働いている・・などといった環境的なものの場合もあります。
逆に、体の中の血液を中和してくれたり、歯や歯茎の組織を強くしてくれたり、
う蝕予防・歯周病予防をしてくれる食品は・・・
牛乳・ウーロン茶・チーズなどの乳製品・トマト・玉ねぎ・サツマイモ・
ジャガイモ・南瓜・キャベツ・セロリなどです。
これらは、食物繊維も多く含まれていることが多いので
歯にだけでなく、お腹にも良いですね。
積極的に取り入れたいものです。
最後に・・・・
食品に関して、酸性のものだから食べない方が良い・・・などとは決してお考えにならないで下さい。
これらは体に非常に大切なものであり、必要な栄養素が沢山詰まっています。
酸性であることが問題なのではなく、その食品が口の中に存在する頻度と時間方が問題であり、
気をつけたいことなのだとお考えになって戴きたいと思います。
そして、もう1つ。固い歯ブラシの使用は避けて、優しく、細かく、
夜を含めて1日2回以上は必ず歯磨きをしましょう。
定期的に歯科医院にも行ってくださいね♪
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