インプラント治療は安心・信頼の当院へ。院長:歯学博士/静岡県インプラント研究会元会長/ICOI指導医・入会審査員/鶴見大学臨床研修施設長
コンテンツへスキップ

根の先に膿などが溜まった場合、どのような治療方法があるのでしょうか・・・。

歯の頭から治療して膿を出す場合と、歯肉を切開する方法があります。

膿は、できる原因によって治療が違います。
「根の先が腫れる」とは、歯の神経と血管などに細菌が感染して化膿菌が増加し、周りの骨を溶かしてトンネルを作り、頬側(まれに舌側)がプクッと膨れる状態をいいます。

緊急時には、麻酔をして歯肉を切開します。
黄色い膿や赤い血液が混じったものが出てきますので、これをしっかり出せば、まずは楽になります。
次に、抗生物質で抗菌します。レーザーを使うことも有効です。これで楽にはなりますが、原因を調べて再発を防ぐ処置を行う必要があります。もちろん、歯茎(はぐき)が腫れても切開せずに歯の頭の部分から根の治療を開始することで症状が軽快する場合もあります。

歯の根が病気になる原因は、大きく分けて「歯の細菌感染」「歯周病」の2つが考えられます。
歯周病が進行すると、歯茎の辺りから歯の根元近くまで腫れることもあります。
どちらが原因か判別することが大切です。 

 

まずは、原因を調べて排除するために、歯医者さんは次のような診査・診断を行います。

(1)「歯の細菌感染」か「歯周病」かを判別します。
(2)主に歯の根に症状がある場合、歯の神経が生きているか、死んでいるか、
過去の治療の有無などをX線やCT画像から正しく診断します。

また、軽く歯をたたいて痛みを感じるかどうかを調べる打診痛の検査や、電気による神経の生死の検査も大切です。さらに大事なことは、原因と考えられる歯と周辺の歯の病歴をたどることです。
原因と思われる歯が分かれば、歯周病治療または歯内療法(しないりょうほう=歯の根の治療)を行います。

 

 

歯の根の治療について、お話を絞ります。

歯の根を治療した病歴がなく、神経が生きていないと分かれば歯の根の治療をします。歯の根が既に治療済みでも、再治療が必要と診断されると詰め物・かぶせ物を取り除き、むし歯を治療するなど歯の頭の部分から再度歯内療法を行います。しかし、かぶせ物などを付けていたり、歯の土台(芯)が入っていたりする場合に、これらを取ることによって歯を壊す恐れがあれば、歯根端切除術を行います。
歯の根の治療を過去に完了しいて薬剤が充填(じゅうてん)されていても、根の先に膿が多量にあり、頬まで腫れている場合は、感染が強いので、すぐに膿を取り除く必要があります。
根の先付近の歯肉を開いて骨と歯の根の感染部分を取り除き、根を閉鎖(歯根端切除術)して洗浄します。必要があれば骨を作るために、化膿部分であった空間に詰め物をすることもあります。 レーザーも有効です。さらに抗生物質を服用します。この方法で既に入っているかぶせ物などを壊さないで治療を完成することが可能になります。