子どもの歯列矯正

お子さんの歯並びで気になっていることは、ありませんか?

様々なお悩みも、歯列矯正治療を受ければ、解決!綺麗な歯並びになれます。

 

※歯列矯正とは?
歯並びの状態に合わせて、専用の装置を歯に付け、
悪い歯並びを正しい位置に移動させる治療方法のこと。

 

 ●出っ歯(上顎前突)
上顎や前歯が前の方に
出てきてしまっている状態

歯が出ているため、ぶつけることが多く、
歯を折ったり、唇を切ったりすることが
あります。
遺伝的な原因が考えられますが、
子どもの頃の指しゃぶりや口呼吸も
原因になると言われています。
この状態では、前歯が全く使えず、
食べ物が奥歯周辺でしか噛めません。

 

●叢生(ガタガタの歯並び・八重歯)
顎の骨が小さいため、
歯の生えるスペースも狭くて歯がデコボコに生えてしまった状態。 

6~9歳の間に乳歯が永久歯に生え変わりますが、生え変わる時期の顎の成長が歯の大きさに追いついていかない状態です。子どもの頃に噛むことが不足してしまうと、顎の発育不足につながります。遺伝的な原因も考えられます。
この歯並びですと、食べ物をほとんど噛むことができず、噛んでいる時に食べ物がよく引っかかってしまいます。

 

●受け口(下顎前突)
下顎が出ていて話しにくい。

これは、下顎が前歯よりも前の方に突き出てしまっていて、発音する際に、空気が上に抜けて舌足らずな発音になってしまうのです。この場合も遺伝的な要因が考えられます。鼻の疾患や内分泌の疾患、生えてきた歯を舌で押して遊んだりする舌の癖も原因になります。噛む力が弱いことも考えられます。

下顎の成長があまりにも著しい時には、18歳以上の顎の成長が終わる時期まで待って、歯列矯正と同時に手術が必要になることがあります。この手術は、下顎が出ている歯並びに矯正装置を付けて、進めていきます。

 

●顎のズレ(交叉交合)
上下の噛み合わせが横にズレている状態。

知らず知らずのうちに、噛みやすい方の歯を使ったりして余計に噛み合わせがズレてしまいやすいものです。遺伝的な要因も考えられますが、できるだけ小さいうちから修正してあげないと顔が歪んで成長してしまう恐れがあります。

顎のズレによって噛み合わせがチグハグで、噛んだ時に歯の表面の凹凸で他の歯を押し、更に悪化させてしまう原因を作ってしまいます。

 

●開咬
上の前歯と下の前歯が
噛み合わず、
隙間が開いている状態。

頑張れば唇は閉じますが、
前歯は噛み合いません。
子どもの頃の指しゃぶりや、鼻の疾患、
舌や唇の悪い癖が原因になることが
あります。
音が漏れてしまって、
発音が困難な場合もあります。

 

人の成長のペースは、それぞれで、みんな、体格が異なるように歯や顎の骨の成長も、それぞれ。個人差があります。そのため、カウンセリングや治療中の小さな変化も見逃すことができず、検査や歯形やレントゲンは、最善の治療をするために必要なものとなります。

 

最小の時間で最大の効果を上げるために、
お子さんの治療は、第1期と第2期の2段階に分けます。

 

第1期:4~9歳
乳歯がまだ残っている時期の土台作りの治療(混合歯列期)
取り外しができる装置などを付けます。 

 

第2期:10~12歳
永久歯に生え変わってからの仕上げの治療(永久歯列期)
ワイヤーとブラケットの固定装置を付けます。

 

適切な時期に、効果の出る装置を使うことで、できるだけ永久歯を抜かず
仕上がりを綺麗にしたいと考えます。

 

その他にも、クワドヘリックス・拡大床、
顎の大きさと位置のバランスを整えるためのチンキャップ・ヘッドギアもあります。

噛み合せが悪い場合には、筋の機能力を生かすアクチバートルなど。

悪い癖が原因になっている場合には、タングクリブなど。

口の周りの唇・舌・顔の筋肉を強くして、
バランス良く正しく機能させる『口腔機能療法』(MFT)というものもあります。

 

第2期では、ブラケットが透明の『クリアー』と、ブラケットが金属の『レギュラー』、
どちらかを使用します。

 

第2期終了後(ブラケットを外した後)には、保定装置を付け、歯並びを固定します。
これには、はめこみ型やワイヤータイプなどがあります。

 

顎の成長が終わってしまった大人が噛み合せを作るのには限界がありますが、
顎の成長発育を利用して治療できる子どもの時代の治療は良い結果が出やすいのです。

 (株)フロンティア 『子どもの歯列矯正』 より

 

 

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