プロも見分けがつかないインプラント技術

先日11月7日に、院内ラボへ行ってきました。

インプラント製作中の様子です。

技工士の話によりますと、
長年、義歯を作成していく中で
『噛む』という動きにも
『利き手』と同じような『利き顎』のようなものが
あるのでは?とのこと。『手』の場合で言うと、日本国内で右利きが多いように、口(顎)も『右利き』の方(右側奥歯の治療)が多いように感じるとのことでした。

写真右は、セラミックを焼き上げる機械です。

この他にも、ワンデイオールセラミック治療で使用するような機械もあります。
当院の院内ラボでは、このように、丁寧で正確・高度な技工士の技術と、数基の機械を使用して、患者さまの大切な歯をお作りしています。

 

CT検査をして、プランニングをし、工場へ送り、工場から『キャップ』(『コーピング』とも呼ばれるもの)が技工士へ送られてきます。

 

それを技工士が、患者さまの咬み合せに正確に合う歯冠を作っていきます。

技工士のもとにキャップが送られてきてから、義歯1本当たり、約1日かかって製作、完成します。

 

実は、私ブログ管理人も前歯3本がインプラントです。
院長が治療をしてくれ、当院の技工士が作ってくれたものですが、
今まで、まったく気付かなかったそうです。
この日、技工士に改めてインプラントを見せたのですが
「まったく分からなかった!」と非常に嬉しそうでした。

『プロが見ても自分の歯か義歯か見分けがつかない技術』ということですね!